繰上げ9/11 繰上げ減額率が0.4%になるのは?

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0.4%は昭37.4.2以後生まれの人

老齢年金を繰上げ受給したときの年金額の減額率が「0.5%」から「0.4%」に改正されるのは、令和4年4月1日です。ただし、「0.4%」とされるのは、令和4年3月31日時点において60歳に達していない人、つまり「昭和37年4月2日以後生まれ」の人です。

昭和37年4月1日以前生まれの人は、令和4年3月31日以前に60歳に達します。なお、年金制度をはじめとする社会保険では、誕生日の前日にその年齢に達するものとされます。繰上げ受給は、最も早くて60歳に達した日に請求できます。昭和37年4月1日以前生まれの人は、令和4年3月31日以前に繰上げ請求をしているかもしれません。そのときの減額率は改正前の「0.5%」です。「0.5%」で繰上げ受給し始めた人の減額率を、途中から「0.4%」に変えることはできないということでしょう。

0.4%は昭37.4.2以後生まれの人

0.4%は昭37.4.2以後生まれの人

昭和37年4月2日以後生まれの人は、令和4年4月1日以後に60歳に達します。繰上げ受給できるのは、減額率が「0.4%」に改正される令和4年4月1日以後です。減額率が「0.4%」とされるのは、昭和37年4月2日以後生まれの人です。

なお、たとえば昭和37年4月1日生まれの人は、61歳になる令和5年3月31日に繰上げ請求することもできます。その時点の減額率は「0.4%」ですが、昭和37年4月1日以前生まれの人には「0.4%」の減額率は適用されないので、この人の減額率は「0.5%」です。減額率が「0.5%」なのか「0.4%」なのかは、いつ繰上げ請求をするかではなく、生年月日によって分けられているのです。

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