繰下げ5/17 特老厚受給者の繰り下げの手続き

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65歳時請求ハガキの繰下げ受給記載欄

65歳前に支給される特別支給の老齢厚生年金は、65歳から支給される老齢厚生年金と老齢基礎年金とは、別の年金です。ちなみに、特別支給の老齢厚生年金は繰下げ受給できません。特別支給の老齢厚生年金を通常どおり受給した上で、65歳からの老齢厚生年金と老齢基礎年金を繰下げ受給します。

特別支給の老齢厚生年金を受給していた人には、65歳の誕生月が近づくと、ハガキ形式の65歳からの老齢厚生年金と老齢基礎年金の請求書が郵送されてきます。これには「繰下げ受給希望欄」が設けられています。老齢厚生年金と老齢基礎年金を両方とも65歳から通常受給するときは、「繰下げ受給希望欄」には手を触れず、それ以外の必要事項を記入してハガキを返送します。これで老齢厚生年金と老齢基礎年金が通常支給されます。

65歳時請求ハガキの繰下げ受給記載欄

65歳時請求ハガキの繰下げ受給記載欄

たとえば、老齢厚生年金だけを繰下げ受給し、老齢基礎年金を通常受給しようというときは、「繰下げ受給希望欄」の「老齢厚生年金のみ繰下げ希望」を◯で囲み、その他の必要事項を記入してハガキを返送します。これで老齢基礎年金が通常支給されます。老齢厚生年金は66歳以後の希望するときに年金事務所に出向き、繰下げ受給の手続きをします。老齢基礎年金だけを繰下げ受給するときは、この逆です。

繰下げ受給は、65歳時の通常受給の請求を保留するものです。ハガキは、老齢厚生年金と老齢基礎年金という二つの年金の請求書であるため、どちらか片方だけを繰下げ受給するときは「その年金のみ繰下げ希望」を◯で囲んで返送しますが、こうしたからといって繰り下げを希望した年金は必ず繰下げ受給しなければならないわけではありません。後にその年金を通常請求して通常受給することもできます。

老齢厚生年金と老齢基礎年金を両方とも繰下げ受給しようというときは、ハガキを返送しないで放っておきます。その後、老齢厚生年金と老齢基礎年金それぞれについて、66歳以後の希望するときに年金事務所に出向き、繰下げ受給の手続きをします。このときも、繰り下げではなく通常受給の請求をすることも可能です。

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