加入期間と年金額6/24 支給開始年齢とその引き上げ

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特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢

その昔、60歳から支給されていた厚生年金の老齢年金は、昭和61年の制度改正によって、老齢基礎年金に合わせて65歳支給とされました。ただし、これを一気に行うわけにはいかないため、当分の間の経過措置として60歳から65歳になるまでの5年間について支給されることになったのが特別支給の老齢厚生年金です。

ただ、特別支給の老齢厚生年金はあくまでも当分の間の経過措置という位置付けであり、その後の改正によってこれも支給開始年齢が徐々に引き上げられることになりました。

特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢

特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢

特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢引き上げは生年度ごとに行われます。男性を例にすると、昭和16年4月2日から昭和24年4月1日生まれの人を対象に、まず定額部分と加給年金額の支給開始年齢が2生年度ごとに1歳ずつ引き上げられます。昭和24年4月2日から昭和28年4月1日生まれの人は、60歳から報酬比例部分のみが支給されます。そして、昭和28年4月2日から昭和36年4月1日生まれの人を対象に、報酬比例部分の支給開始年齢が2生年度ごとに1歳ずつ引き上げられます。昭和36年4月2日以後生まれの人には、特別支給の老齢厚生年金は支給されません。この人たちに支給される老齢年金は、65歳からの老齢厚生年金および老齢基礎年金です。

女性の支給開始年齢の引き上げは、男性と比べ5生年度遅いスケジュールです。これは、大昔55歳支給であった厚生年金の老齢年金を60歳支給に引き上げたとき、女性を男性より遅いスケジュールとした影響です。

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